創太のROCK塾

~ロックバンド特化型作曲講座~

【驚くほど簡単】バンド内に良い雰囲気を作る最上の方法。

 

 

 

「チームで成果を挙げたいなら、まず関係の質を高めよ」

 

 

 

どうも、"ROCK作曲家"の「創太」です。

 

ロックバンドのボーカルとして、オリジナル曲の作詞作曲・DTMを担当しています。

 

明確にリーダーという称号を頂いているわけではないですが、僕が実質的リーダーとして、楽曲制作や合わせ練習を進めています。

 

今回の記事は、そんな僕が常に抱えている悩みがあるということ。

 

そして、ついにこの悩みの正体を解き明かすことができた。というお話になります。

 

 

この記事を必ず読むべき人はこんな人!

 

特に以下に当てはまる人は読んでおいて損は無いと思います。

 

・バンドの一員として頑張っているつもりだが、なかなか成果が出ない。

 

・バンド内の雰囲気が暗く、活発な意見交換ができていない。

 

・バンドのリーダーとして、良好な雰囲気で成果を出せるチームを作りたい。

 

それでは、行きましょうか!

 

 

バンドリーダーとしての悩み

 

まず最初に言っておきたいのですが、バンドはめちゃくちゃ楽しいです。

 

僕が作ったオリジナル曲のデモをメンバーに提示し、みんなでアレンジを進めていく。

 

そうして出来上がった曲でライブをする、というのが主な活動内容になります。

 

このアレンジ作業の中で生まれたアイディアが、曲にバチっとハマった瞬間、これがたまらなく楽しいんですね。

 

メンバー全員から意見がどんどん出てきて、

 

「それめっちゃ良いね!」「さすが分かってるね!」

 

なんてワードがバンバン出てくると、すごく居心地がいいんですよね。

 

しかし、当然ですが「常に順風満帆に事が進み、どんな時もバンドが良い雰囲気」なんてことはありません。

 

アレンジが思うように進まず、メンバーの口数が減り、合わせ練習の雰囲気が暗い。

 

なんてことは往々にしてあるわけです。

 

 

 

アイディアの有無が雰囲気を作っている?

 

じゃあ逆に雰囲気が良い時の共通点は何なのか。

 

これが分かれば、「毎回良い雰囲気で合わせ練習に臨むことができるはず!」

 

そう考えた結果、以下の結論に至りました。

 

それは「良いアイディアを出せるかどうか」。

 

つまり自分含めメンバーの「引き出しの多さ」、「発想力」が鍵だと考えたんです。

 

 

実力不足バンドの雰囲気は常に悪いのか?

 

でもこれが真実だとしたら、僕のバンドは「苦しい時間が長くなりやすい」ということになってしまいます。

 

なぜなら、バンドメンバーは僕を含め、全員が楽曲製作歴1年ちょっとしかない作曲・編曲素人ミュージシャンだからです。

 

しかし、そんな僕らでも終始良い雰囲気で合わせ練習が進み、アレンジがみるみる出来上がるという経験が過去にあったのです。

 

でも、毎回じゃないんです。

 

僕は「何とか、上手くいくときの共通点を見つけ出して再現性を上げたい!」と強く感じました。

 

でも全く分からず、しばらく悩みました。

 

「アイディアがひらめかない日は雰囲気が悪くなるのは仕方ないのかなあ」

 

「アレンジの引き出しが少ないから毎回口数が減ってしまうのかなあ」

 

合わせ練習が終わるたびにこんなことばかり考えていました。

 

 

悩みの正体がついに判明!

 

しかし、あるきっかけから「成功の循環」というモデルを知ったことにより、この悩みの正体をはっきりと認識することができたんです。

 

原因の分からない悩みは耐え難いですが、原因が分かれば対応策を考えて、動くことができます。

 

とても救われた気分になりました。

 

この感動をぜひシェアしたいと思い、この記事を書いています。

 

これを知っているか否かであなたが属するチームの運命が決まってしまうかもしれません。

 

それぐらい本質を突いているモデルだと感じました。

 

バンドの雰囲気が良くない理由は、自分やメンバーの力量不足だと嘆いてしまう人もいるでしょう。

 

しかし、チームで成果を出すために着目すべきは個人の力量では無いらしいんです…

 

 

「成功の循環」モデルとは?

 

それでは僕の実体験を交えながら、この「成功の循環」モデルについて説明していこうと思います。

 

図式が存在するんですが、一文にまとめると

 

関係の質が高まれば、思考の質、行動の質、結果の質が高まる。

 

というシンプルなものです。

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 逆に、結果の質にだけ目を向けた責め方をすると、行動の質を責め、思考の質を責め、関係の質が悪くなるという悪い逆循環が生まれます。

 

実体験を振り返ると、確かに普段のコミュニケーションをとっていない時は、合わせ練も思うように進まず、終始暗い雰囲気でした。

 

そんな時、僕は頭の中でメンバーに対してアイディアを出してこないことを責め、曲への向き合い方まで疑ってしまっていました。

 

ロクに進捗確認やスケジュールの提示もしていなかったというのに。

 

もしかしたらメンバーは一人で考え込んでしまっていただけかもしれないのに。

 

進捗確認やスケジュールが見えないと、リーダーのやる気が伝わるはずがありません。

 

よって、それぞれのメンバーの生活の中における「バンドの優先順位が下がってしまう」ことは当然の結果だと思います。

 

期限を決めないと何となく間延びしてしまい、熱が冷めてしまうものです。

 

熱が冷めてしまうと、良いアイディアも出にくくなります。

 

そうなると、納得がいくアレンジまでたどり着かないので終わるに終われません。

 

では、一体どうすればいいんでしょうか。

 

 

技術より先にコミュニケーション…だと?

 

まず一番最初にやるべきは、コミュニケーションです。

 

技術を高めるより先に、です。

 

関係の質を高めることに注力すべきなんです。

 

まずは焦らず、あいさつから始めましょう。

 

そこからさりげなく進捗確認につなげていきます。

 

進捗確認は手軽にできますが、会うたびにやっていては相手のプレッシャーになってしまいます。

 

 

毎回アイディアを持参するべし!!

 

そこで使えるのが、自分が新たに持ってきた「アイディアの共有」です。

 

僕は、これがバンドアレンジを行う上で最強のネタだと確信しています。

 

このネタなら毎回使えますし、アイディアは多ければ多いほど活気が生まれます。

 

逆に、このアイディアの準備をしていないから個々の主張が行われない、といったケースも考えられます。

 

場に活気さえあれば、準備していなくともその場で浮かんだ意見を口にしやすいです。

 

そういった良い雰囲気ができている時の共通点として、「自然な笑い、笑顔が生まれている」ことが挙げられます。

 

私が尊敬するにしうら氏はいつもユーモアのある発言で良い雰囲気を作っておられます。

 

そこで、僕なりに具体的なアクションプランを考えてみました。

 

 

【実践済み】「雰囲気づくりアクションプラン」

 

以下のアクションプランは全て実践済みで、効果を感じたものだけのリストです。

 

 

・見かけたら必ずあいさつをする。たまに進捗確認をする。

 

・新曲という話のネタをコンスタントに作り、リアクションを聞く。

 

・合わせ練習で、工夫が感じられたところを見つけたら必ずすぐに伝える

 

・メンバーを信用し、どんどんアレンジを任せる

 

・定期的にお互いのビジョンや計画を共有する

 

・合わせ練習の時、面白い表現が思いついたら必ず口にするようにして柔らかい雰囲気を作る

 

こんなところでしょうか。ぜひ真似してみてくださいね。

 

  

人間は楽しいことしか続けられない

 

どれだけ綺麗ごとを並べても所詮人間は楽しいことしか続けられない生き物です。

 

プロを目指すなら当然、真剣な雰囲気や競い合う空気感も必要ですが、

 

「このメンバーともっと楽しい時間を共有したい!」

 

こういう思いがなければ、良い作品を作り続けることはできないと思います。

 

これは決して仲良しこよしを推奨しているわけではありません。

 

お互いを認め合い、高め合う良い雰囲気の中でこそ、最高の作品が生まれると思うんです。

 

ですから僕はバンドのリーダーとして、「正しいことを楽しめる」雰囲気づくりを心掛けるようにしております!

 

 

最後にメッセージ

 

ここまで読んでくれたあなたも、少なからず私と同じ志を持っていると思います。

 

この記事を読んで、少しでもチーム力向上に関するモチベーションアップにつながったのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

 

共に頑張りましょう!

 

読んでいただきありがとうございました!